2012年08月30日

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私は、縁があってTo Belongのサポートをさせてもらっています。
ダンスのことはあまりよく知らず、北村さんのダンスも見たことはなかったのですが、
プンチャック・シラットの稽古に誘ってもらって、
スシロ先生や先輩方、もちろん北村さんの動きを見て、
これはすごいぞ、と思い、応援したいと思いました。

私は沖縄の古流の型を大切にしている空手の流派で学んでいたので、
生意気ながらプンチャック・シラットの挙動のすごさを感じることができました。
前後左右、ジャンプ、床を使った動き、精妙な手足のかたち、
それも直線の動きと旋回を自由自在に小気味良くあやつりながらうごめく様は、
まさに森の武術。
今まで見たことのない世界でした。

また、別の時に、制作の仕事を教えていただいた方に、
北村さんの舞台、見たことないけど手伝うことにしました、と言ったら、
びっくりして、でも
「北村さんのダンスは勇気を与えてくれるよ」と教えてくれました。

To Belongの制作プロセスを見ていて考えさせられたのは、
アートとしてのダンスのあり方です。
杉田敦さん(美術批評)が『アートで生きる』(2010 美術出版社)で
言っていることですが、
「アートを分析するのではなく、アートをきっかけに語りたい」というスタンス。
ダンスの舞台が、良かったかどうかだけでなく、
その舞台が、観る者にとって、
何かをスタートさせるものであったらいいな、と思います。

少なくとも私は、プンチャック・シラットを始め、
インドネシアのスタディ・グループを始め、
ワーク・イン・プログレスでご協力頂いた榎本了壱さんや
世田谷パブリックシアターの三上さんとの出会いもあり、
ダンスの舞台をたくさん観たい!と思うようになり、
劇場に足を運ぶようになりました。
おそるべし、北村明子To Belong効果!

この舞台が、みなさんにとって、
どんな「きっかけ」になるのか、楽しみです。

(文 つちやまきこ)



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2012年08月26日

インドネシアレストランcabe(チャベ) その2

このブログに何度か登場している本格的インドネシアレストランcabe(チャベ)。私たちプンチャック・シラットのメンバーがこよなく愛し、稽古帰りに「チャベ行く人〜?」と声を掛け合い、通ってしまう、美味しくて居心地のいいお店です。

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先月はcabe創業10周年記念のイベントで、To Belongダンサーのリアントが、川島未耒さんと共にジャワ舞踊を踊り、お客様に大好評だったとのこと!!!

リアントのジャワ舞踊だけでなくコンテンポラリーダンスもぜひ皆様にご覧いただきたいと思い、To Belongのフライヤーをお店に置かせていただきました。

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お隣には、プンチャック・シラットで戦う超ハードなアクション映画「ザ・レイド」のフライヤーも。

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10月27日公開の「ザ・レイド」、試写会でひと足先に見てきました!銃撃戦はかなり過激で直視できない程ですが、演じるのは達人級の格闘家、鋭く高速な技の連続、見逃せません!!!
http://www.theraid.jp/index.html

さて、今回はcabeのインドネシアスイーツをご紹介します。お料理でおなかいっぱいでも、つい甘いものも食べたくなってしまいますよね・・・!

「ピサンゴレンアイスクリーム」
揚げバナナ、とろける甘さがたまりません♪
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「ブラックライスプディング」
黒米のココナッツぜんざい。やさしい甘さ♪
チャベ ブラックライスプディング.JPG

その他、以前の記事で紹介させていただいたパンダンのココナッツクレープもおすすめ。色があざやかな緑でびっくりです!
http://tobelong.seesaa.net/article/263257113.html

cabeでインドネシアの雰囲気にひたって、美味しいひとときを♪

目黒駅から目黒通りをまっすぐ、大鳥神社を通り越してもう少し、道の右側、ヨガフィットネスウェアのお店「RiPPLE」の2Fです。徒歩10分ちょっと。途中にはお洒落なインテリアショップが並んでいるので、ウインドウショッピングも楽しみながらのお散歩に。歩くのは大変という方には目黒駅からバスで元競馬場下車が便利。

■インドネシアレストランcabe目黒通り店
東京都目黒区目黒3-12-7パルビゾンビル48
電話番号:03-3713-0952
posted by ほっしー at 22:00| お店紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月23日

08 北村明子




見る方々が何かを身体で持ちかえる、
生の舞台の面白さを伝えたいですね。


レニ・バッソを立ち上げた大学時代の20代から、今日に至る過程というか、北村さんは、どうやってダンサーになったのでしょうか?

北村 ただひたすら一生懸命作りたいものをつくって、それを実際に公演するにはどうするか、を考えてきたので、ダンサーになろう、という意識がどれだけあったか、もうわからなくなっています。自分で作品をつくるようになって、フランスのコンクールに出したら、コンテンポラリーのダンサーといわれました。コンテンポラリーってなんだろう?って思いながら、ダンス活動を続けてきました。

そういうスタートの仕方というのは、今の若い人が、You Tubeでどんどんオリジナルのダンスを見せていく感じに似ているような気もします。自由な感じがしていいな、と思いますが、インターネットがない時代によくやってきましたね。今の自分がダンスの作品をつくり続けているベースになっているものは、何だと思いますか?

北村 家族と、友人、大切な人達たちの教えと助けです。一人で何かを成し遂げたと思ったことはたぶんいまだかつてありません。いつも助けを得て、教えをいただいてきました。
それからマンガや本。特に幼少期は漫画にいろんな道徳観や世界を教えてもらったような気がします。日本の漫画ってやっぱりすごいですよね。あとは、何もルールがないところで活動をはじめてしまったこと。いろんなところを放浪したこと。自分の中に何を混ぜて、自分自身で何を見出すのか、いつも「面白いものがみれそうだ」という場所に自分を意図的におくような直感が働いていたように思います。

今の仕事でなければ、何をしていますか?

北村 才能があったら、調香師になってみたいです。催眠術にかけたりできるんだったら(笑)ですけど・・・。

40代の女性アーティストとして、これから、何をめざしているのですか?振付家として、ダンサーとして、どんなことをやっていきたいと思っていますか?

北村 ダンスは年齢を経るとできなくなる領域か…。そんな問いと闘いつつも、20代30代では到達できなかった表現やテーマ性に挑戦していきたいです。振付家として、ダンサーとして、ダンスを生みだすという経験を通して、学び、関わる方々、見る方々が何かを身体で持ちかえる、生の舞台の面白さを伝えたいですね。

北村さんは「ジャンプ」という言葉がお好きなようですが、ジャンプに込められたもの、教えてください。ジャンプしてるな〜と感じたものでもいいです。

北村 プンチャック・シラットでもジャンプするところは、必要以上に飛びたくなる傾向はありますね(笑)、いえ、運動のジャンプはさておき、、、少し遠いようなイメージからイメージにとぶ、ということが、とても大切に感じます。そこには、自分でもちょっとわからない瞬間の法則が成立しているわけです。でも理詰めでは説明できなくて、いろいろな感覚が瞬時につながり、フルに働いていて有る異なる場所(イメージ)にたどり着く。

映画監督ですが、アッバス・キアロスタミやホセ・ルイス・ゲリンは、ジャンプしてると思います。軽々と既成の文法をひっくりかえすような方法で、すごい作品を創ってしまう。ジャンプ、というイメージと少し違うかもしれませんが、考えられない身軽さで重厚なものを創りだす人達です。

(インタビュー・文 つちやまきこ)


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