2013年02月04日

アートイベント float, on

アートイベントfloat, on いよいよ仕込みで松本市キッセイホールにはいりました。
関口 裕二(balance,inc. DESIGN)の空間デザインをもとに、さくさくと仕込みが進められていきます。
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音楽の横山、映像の山田も劇場入りしてセッティング第1ラウンド終了、再びクリエーション仕上げ中。
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さて今回、創作過程でリサーチを進めていく中、世界で最も古い虹の精霊といわれ、知識の神でもある「虹蛇」という神話・伝説上の架空動物のお話に魅了されていきました。オーストラリアの先住民アボリジニのドリーミングをはじめ、インドネシア、マレー他、様々な地域で多様な伝説が存在し、森永・横山チームが「虹蛇」をモチーフに音楽のドラマを展開し、その構成を再構成していきながら映像・ダンスを考えていこうという試み。

映像作家山田咲のディレクションのもと、学生たちが生み出す「虹蛇」にまつわる物語も新鮮です。山田のいくつかの指示を経て、学生が日常と幻想的な世界との行き来を考えながら、独自のお話を語るのですが、イマジネーションがとても豊か。誠実にテーマにむきあって自分のイメージを一生懸命ふくらます真剣さは、とても楽しそう。

そんなさなか、ダンスチームは黙々と動きをつくっています。その一瞬をとらえたのですが・・・なんだかポルターガイストみたいで怖い写真になってしまいました・・・。
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さらに、今回は、To Belongプロジェクトのスタディー・グループに何度もレクチャーに来てくださっている映像人類学の村尾静二先生の映像作品『老いの時空ーFram of life/aging in Bali』(2008) 
 http://www.prj-ageing.jp/summary/no07/ を山田咲が再編集する、という共同作業があります。バリでのフィールドワークから創作されたこの作品は、ワヤン・クリの影絵師の日常生活を撮影したドキュメンタリー映像。スタディー・グループでも上映していただきました。神聖な儀礼に関わる影絵師が、朝は田んぼで作業をする農夫であり、影絵人形やヒンドゥーの教えを子供たちに伝える祖父であり、食事をし、川で水浴をし、ギャンブルをしたり、テレビをみてくつろいだり、昼寝をする、と日常の様々な顔を見せてくれます。「一人の老人の日常を通して、バリ社会の豊かさをとらえた」というこの作品が、Float ,onのクリエーションにどんなエッセンスを与えてくれるか、楽しみにしていてください。
posted by akiko kitamura at 13:56| 稽古場レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月21日

アートイベント Float,on いよいよ創作熱ピーク。

寒い寒い松本。センター試験も無事終了して、受験生たちは一段落。
松本は、まだまだ固まった雪が道路のそこここにあってとても危険!
大荷物で道々歩く時はスローテンポです・・・。

そんな中、来月2月7日のアートイベントFloat,onへの準備が徐々にスピードアップしてきました。
このイベントは、To Belong projectで生まれ出た要素をばらばらに解体して、新たなアーティストの参加と、信州大学のゼミ学生との共同作業によって、その一部を発展していこう、という試みです。

ここで、私の大学の先生としての顔を少しご紹介・・・。

私は、信州大学人文学部 芸術コミュニケーション講座 でダンスの実技・講義の授業を担当していています。年に一度、アーティストを迎えて学生主催のアートイベント実施しています。
舞台経験があるなしにかかわらず、芸術に興味をもつ学生たちと、ダンスや音楽、映像の本格創作をアーティスト招聘することで目の当たりにしながら、それを受けて、創作アイデアをひねりだしたり、制作・広報を担当したり、いろんなことを知り、学び、楽しむゼミです。受講生はとっても大変なんですけどね・・・。

このチラシも学生が思考錯誤してデザインしたもの。デザインを担当した学生も無事卒論を提出したので、内心ほっとしている今日この頃です。
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さて、1月9日には招聘アーティストの音楽家 横山裕章と 映像作家 山田咲 が来松。12月に相談してきた内容をいっきに学生にぶつけました。

横山裕章との出会いはTo Belongの下敷きとなった神奈川県立近代美術館の「HITO展」(2011年1月)。マルチナス・ミロトと私の屋外パフォーマンスイベントでライブをしてもらったのがきっかけでした。

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音楽家 横山裕章 official website: http://yokoyamahiroaki.lovesick.jp/

身体中がむずむずと踊りたくなる彼の音楽に惚れみ、このあと、イギリスでの作品や神奈川県民ギャラリーでの「ジョン・ケージ生誕100年 せめぎ合う時間と空間 日常/ワケあり Art Complex 2011」
(2011年10月、http://www.nichijo-wakeari.info/ja/art_complex/)でもセッションをしてもらったり、To Belong プロジェクトにも楽曲提供をしてもらっている、とても頼りにしているアーティストです。

今回は、To Belongサウンドディレクションを担当している森永泰弘と新ユニットを結成。意気投合した二人の異なるサウンドのミックスがとても楽しみなのです。

映像作家 山田咲とは、音楽家 森永泰弘からのリレー紹介。なんと先月出会ったばかりなのに、すっかり意気投合して年末年始ミーティングを重ねて急接近!学生とのコミュニケーションもぐいぐい牽引し、イマジネーション刺激術がすごい!真剣にドラマ創作に向き合う山田のひとつひとつの言葉は誠実で明快。そして幻想的ですっかり魅了されています。

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映像作家 山田咲 

さてダンスはというと・・・

先週は、パフォーマンス担当のゼミ学生が動きを出しあい急展開。森永泰弘、横山裕章の第1稿の音楽からインスピレーションを得て、アイデアを具体的に組み立てていく作業をはじめました。
カラリパヤットやシラット、ジャワ舞踊からヒップホップ、、、ジャンルを問わず、なんでも体験したことのある動きからエッセンスをとりこみ、動きを生み出している時間・・・考え込む時間/動きに集中する時間 この循環から徐々に身体をアクティブにしていきます。

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Float,on
2013 年2月7日(木)
19時〜(上演は約1時間を予定)、アフタートーク予定。
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)中ホール
入場無料

■イベント詳細は以下で是非ご覧ください。
Float,onブログ http://floaton.blog.fc2.com/

■学生たちがイベント紹介をしながらリサーチ、創作過程を生き生きと更新しています。
信大人文の学生生活をぜひのぞいてください。
信州大学人文学部芸術コミュニケーション講座北村ゼミFacebook
http://www.facebook.com/artcomkws

さて、次回はTo Belongプロジェクトから派生するこのアートイベントとパラレルに進んでいく、リサーチ内容や創作過程についてレポートしていきます。。。
posted by akiko kitamura at 00:12| 稽古場レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月06日

ダンサー、舞台裏の素顔

さて、連続投稿の今回は・・・
To Belong-dialogue-参加ダンサーの舞台前の様子をご紹介。
ジャカルタ公演を共にしたダンサー、夏から参加のダンサー、共にそれぞれの経験からアイデアをおしみなく提供し、文字通り全身でクリ―エーションに打ち込んでくれた大切なチームです。

一つ間違えれば大怪我につながるようなシーンもしばしばありましたが、稽古に稽古を重ね、冷静なコントロールを保持しながら最大限のパフォーマンスをしてくれたダンサーたちには頭があがりません。

そんな彼らがふと舞台前に見せる、リラックスした顔をご紹介。
最後のチェックをしながら、本番前の緊張の合間にふっと見せる笑顔は最高に輝いています。

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リアントはいつも緊迫した雰囲気を崩しにかかります。細身なのに軽々と他ダンサーを持ち上げて、ハッピーモード全開にふりまいてくれます。

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いつも笑顔の今津雅晴。どんっと強くよりかかっても「痛えっ」といいながらにこにこ笑顔で受け止めてくれてくれるつわもの。頼りにしてました・・・。

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集中力がぴか一のミロト。セリフと動きの確認を怠りません。しかし・・・三東、西山の動きに魅かれて寄ってっちゃってます・・・(笑)。

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三東&西山コンビの緊張感は相当なものなはず。
なにしろ舞台上の交通整理的な役割を課されながら踊っているのです。 
そんなプレッシャーはなんでもないっ、という満面の笑顔、たまりません!


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ストレッチする振りして、みんなの様子を見ながら感傷にふけってる私。

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終演後 写真家 森 英嗣 さんがとらえたベストショット。完璧ショットです!
皆、本当にありがとう・・・。






posted by akiko kitamura at 00:20| 稽古場レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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