2013年01月16日

ジョクジャカルタより、新年のレポート


東京では初雪が降りました。7年ぶりの大雪です!

大雪銀世界を堪能していたら、去年9月よりジョグジャカルタに留学している今村君から、インドネシアの新年のレポートが舞い込んできました。

あたたかいインドネシア、ジョグジャカルタの人々はどのように新しい年を迎えたのでしょうか、、、?
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新年・・・、今年のジョクジャカルタの新年は、とても落ち着いた雰囲気だった。
年末から年始にかけて、昼から翌日の朝まで雨が降り続けるという天候が続き、年明けは家で黙っていた、という友人が多かった。自分もそのひとりである。

「中国暦の新年が良い天候になるようにするために、中国人が悪天候を先送りする妖術をつかったんだ」などという冗談も聞かれた。

例年であれば、年越し直前は、大通りは車とバイクで埋まり、ジョクジャカルタの中心街から5km 圏内は渋滞で身動きが取れなくなり、市民らは個人的に購入した爆竹と打ち上げ花火で新年を盛大に祝い、簡易ラッパでバカ騒ぎをすると いうけたたましい光景が広がる。

今年は、大通りの交通はスムーズであったし、花火も爆竹も深夜2時にはおさまってしまった。

イスラーム的な新年を祝う宗教行事があるのではないかと思ったが、どうやら、ムスリムにとっては 「西暦が変わった」という認識のようだ。西暦の新年に日本人のような宗教的な意味合いを覚えるのは、カトリックやクリスチャンだけらしい。キリスト教の教会では、お正月のミサは普段と様子が違うそうだ。

なるほど、インドネシアの暦では、インドネシアの公式宗教の各新年が祝日になっている。

そういえば、先日いったショッピング・モールでは、チャイナドレスを意識したような服が売られていた。中国暦正月にあたる2月10日に向けて、関連商品に入れ替えをしていたようだ。

イスラーム暦の新年にあたるのは、今年は11月5日だ。しかし、イスラーム暦の新年といっても日本の正月のようなお祝いをするわけではない。むしろ、インドネシアが日本の正月のような雰囲気に包まれるのは断食月が明けたときである。今年は8月8〜9日が断食月明けのようだ。

インドネシアにいるうちは、一年がリセットされた、という気分を味わうには、西暦の正月では難しそうだ。

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ジョクジャカルタ南部イモギリの村 壁画

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posted by ほっしー at 01:04| インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月11日

インドネシアフェスティバル2012

六本木ミッドタウンで開催されたインドネシアフェスティバルに行ってきました!

チラシ.JPG

雑貨などを紹介するブースエリアで行われていたバティックの実演に足を止め、しばらく細かい作業に見入っていましたが、、、

バティック.JPG

時間が!ステージに急がねば。

芝生広場のステージで行われるたくさんのプログラムの中、プンチャック・シラットの演武と、リアントのジャワ舞踊は見逃せません!

プンチャック・シラットの演武は、この秋10月27日に公開されるインドネシアのアクション映画「ザ・レイド」のプロモーションとして行われました。

ザ・レイド.JPG

プロのシラット選手として国際的に活躍するイコ・ウワイスが主演のこの映画、先日ひと足お先に試写会で見せていただきました。銃撃戦はかなり過激で直視できない程ですが、演じるのは達人級の格闘家たち、鋭く高速な技の連続です!
「ザ・レイド」公式サイト http://www.theraid.jp/index.html

北村明子や私達が習っている流派は攻撃よりも相手の力を利用して避ける動きが多いシラットなので、映画の激しいアクションシーンとはだいぶ違いますが、、、

プンチャック・シラットにはたくさんの流派があります。今回披露された演武は私たちとは違う流派なので、ふだんなかなか見ることができないのです。貴重な機会!

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そして、もうひとつの見逃せないプログラム、リアントが主宰するジャワ舞踊デワンダル!1日めは時間が合わずで見られませんでしたが、2日めのステージはたっぷり楽しませていただきました。

演目は3つ、Golek Srirejeki、Tari Lengger Gunungri、そしてリアントのTari Jaipong。

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リアントのジャワ舞踊は本当に素晴らしい!女形は初めて見ましたが、体のキレ、しなやかな力強さはもちろん、そのうえ可愛くって、ちゃめっ気たっぷりで面白くって、会場が大盛り上がりでした!

ジャワ舞踊だけでなくリアントのコンテンポラリーダンスももちろん素敵。To Belong-dialogue-でのリアントのダンスをぜひじっくりとご覧ください!

posted by ほっしー at 01:55| インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月11日

ディープな長田4日間のあとに、、、To Belong スタディーグループ9回目をふりかえる。

8月!ArtTheater dB 神戸での教育プログラムにいってきました。神戸のスタッフさんたちから8年前、ミロトが来日した時のお話をきいたりしながら、長田でのディープな4日間を過ごしてきました。
魅力的なアジア「丸五アジア横町ナイト屋台」は残念ながら閉まっていましたが、

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長田といえばこれです。

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そばめし人生初体験。でも私はやっぱりこっち派↓です。打ち上げ場所はどこにしようか迷いそう、、、。

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さて、話は遡りまして、神戸に行く前に世田谷の稽古場でスタディーグループ9回目がありました。私自身、毎回参加はできないものの、制作サポートチームの土谷真喜子(*)の声かけでスタートした勉強会。インドネシアのアーティストからダイレクトに知るインドネシアのことと、このプロジェクトを通してインドネシアに興味をもってくださった方からのインドネシアへの視線の違いがとても面白いのです。

この日は映像人類学研究をされている村尾静二先生にご登場いただきました。実は私とは早稲田大学院での同級生。しかも、村尾先生はプンチャック・シラットの稽古会の初期メンバーということがわかり、それではぜひ、とレクチャーをしていただきました。

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村尾静二先生(国立大学法人 総合研究大学院大学 学融合推進センター 助教授)

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ネットでインドネシアの島々の地図を確認したりする初心者チームも混在。。。

フィールドワークから創作された『老いの時空ーFram of life/aging in Bali』(2008、村尾静二 制作)はバリのダラン(ワヤン・クリの影絵師)の日常生活を撮影したドキュメンタリー映画。

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「老人の存在感そのものを映画化したい」という村尾先生の意図から、主人公であるダランの、歩いたり、座ったり、寝たり、食べたり、水浴したり、という日常風景が映し出されます。身体の皮膚感や水の音、虫の音などのすべてのサウンドスケープと視覚的イメージから、インドネシア滞在記憶が身体感覚としてワッとよみがえってきました。

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「暗闇とは人の輪郭を失う時間。その中で神話的共同体意識を形成する・・・」という村尾さんのお話。
稽古場の暗闇の中で映像をみていた私たちは一気にバリ島ギャニャール県に旅したような気分になりました。

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ジャカルタ、ジョグジャカルタ、ソロとこのところジャワへは何度か行き来はしていますが、しばらくいけてないバリ旅行も恋しくなってきました。。。

次回は8月13日、ミナンカバウ族のシラットについてのドキュメンタリー映像を見せていただく予定です。

*このあとブログでは、”まきこの部屋” (By 土谷真喜子)によるTo Belong -diagloue" 解体インタビューがスタートする予定!ダンサーのインタビューからスタディーグループを経て、インドネシア初心者のあれこれを皆さんと共有しながら創作を眺めていこうという作戦。乞うご期待!
posted by akiko kitamura at 03:47| インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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